私の性遍歴(高校編1・初めての挿入)
高校も中学と同じように、地元の学校に私は通った。中学よりも時間が自由になり、行動範囲が広がった。
ただ外でオナニーするのは少しずつ難しくなっていた。なぜなら知り合いに目撃される可能性が格段に上がったからだ。
中学よりも身長も伸び、さすがに露出オナニーで補導をされる可能性もあった。
相変わらずの生活だったが、大きな違いは携帯電話を持ったことだ。私が高校に入学する時はJ-Phoneから初のカラー携帯が出て、学生にとっては携帯普及元年ともいえるような年だった。誰しもが携帯番号を交換したりメール交換をした。
元来根暗な私にとってはそれは最高のツールだった。女子とメールの中では普通に会話が出来るのだ。そしてついに高校で彼女ができた。
実は中学時代にも彼女はいたのだが、どうコミュニケーションを取っていいのかわからず、短期間で自然消滅していたのだった。
その彼女との出会いは運命だったのかもしれない。彼女ができても何も出来ない私。デートから彼氏としての振る舞いまで全て彼女のリードだった。
私の時代はリア充の初体験はだいたい高校1年だったこともあり、セックスをしたいと言ってきたのも彼女だった。
セックスをすると決まった日からは大変だった。薬局でコンドームを買い、着ける練習をして何度も妄想で彼女を抱いた。高校の間にセックスを体験出来るなんて思っていなかった私は有頂天になっていた。
当日、場所は彼女の家だ。家族は留守。カーテンを閉め、鍵をかけて服を脱いだ。
初めて触れる彼女の、通常であれば服を纏っている部分。めまいがするほどきれいな肌だった。後ろから座った彼女を抱きかかえキスをした。
勃起した先端が彼女の尾てい骨あたりに触れる。
Bカップの胸。形のいい乳首に触れた。そして夢にまで見た股間に手をのばす私。指先についた愛液に人体の神秘を感じる。
しかし興奮はここまでだった。引っ込み思案な私は、すべてを彼女に任せていたのだが彼女も処女。次の展開がわからない。
触り続けた股間は乾き始め、気まずさを誤魔化すキスはだんだんと気持ちの悪いものになっていく。
「乳首なめていい?」「まんこ観たいんだけど?」「まんこ舐めていい?」全ての返事はノーだった。
「いちいち聞かないで。まんこ見られるのはぜったいに嫌。」そしてついにしぼむ私の性器。
あんなに夢見たセックス中にしぼむなんて。暗がりの中に大好きな彼女の裸があるのにすーっと覚める興奮。その日、彼女の中に入ることはできなかった。
その後、初挿入が実現するまで二ヶ月を要することになった。あまりの不甲斐なさに呆れた彼女だったが、処女を捨てるという価値観が彼女を動かしていたんだと思う。その後何度も失敗をして、初めての挿入が完了した日はエロい気分なんてなかった。もたもたしてるから勃起も濡れも継続しないんだとの分析の元、キスをしたら胸、胸が終わったらマンコを舐める。十分に濡れたらすぐにコンドームを装着。痛がっても構わず突く。一連の動作を無言でこなしてやっとのことで挿入。
ただ、挿入した瞬間には世界が変わった。痛がって涙を流しながらも満足した表情を浮かべる彼女。
膣内に入ったことで全体を包まれしぼむ心配のなくなった私の性器。
「お願い、まだ動かないで。」
「うん。」
「やっと繋がれたね。」
「うん。」
二人で少し笑いながら、心を込めたキス。挿入したままの乳首への愛撫。カエルの姿勢になった愛しい彼女。
(エロ本でみた光景だ。)
その後のピストンはあっけなかった。1分も持たずに射精をする私。
「あなたって早漏なのね。」
事後処理の間に呪いのような一言を無邪気に発する彼女だった。そして明かされる彼女の友人への会話。
「セックスの失敗のこと、全部あなたのせいにしちゃった。ベッドに入っても勃たなかったとか、胸もマンコも触ってくれなかったとか」
それはただの笑い話しになった。女子の間で馬鹿にされとしても、僕はもう童貞じゃないのだから!
無事初体験を終えたぼくは彼女の奴隷のようになっていった。彼女をイカせる為に何度も講習が開かれた。
胸への愛撫のしかた、耳も性感帯であること、クリトリスの触りかた、クンニのスピード、全ては彼女を満足させる為。
友人に自慢する為に行う、高校のトイレでのセックス、出身小学校の敷地内でのセックス。
怒るとヒステリーを起こす彼女の機嫌を取ることが優先事項だったが、私自身も性欲を満たすことが出来ていた。
全てが初体験なのだから。
なにより制服を着たまま行為をしてくれる彼女が好きだった。
黒髪の肩までの伸びるストレートヘア、紺のブレザーにツルツルとしたブラウス、フリルの大きなスカートから出る太もも、ルーズソックスにローファ。
四つん這いになればスカートからパンティが丸見えになる。形の良い乳首に、ふわふわとした陰毛。薄茶色い陰唇。
エロ本でみる女子高生が、自分の目の前でリアルとして存在している。それは気弱な僕に取って最高の肯定感を与えてくれた。
きっとあの当時、彼女にとって交際とセックスはステータスでしかなかった。
好き同士でもあって、結婚の約束もしていたが、彼女はセックスに男女としての切ない繋がりを見出すようなことはなかったのではないだろうか。
それは僕としても同じだったのかもしれない。
どんなにセックスをしても切ないセックスではなかった。喘ぎ声は出ても彼女はいつも笑顔だった。
そして二人の関係が少しづつ狂い始める。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つづく。
ただ外でオナニーするのは少しずつ難しくなっていた。なぜなら知り合いに目撃される可能性が格段に上がったからだ。
中学よりも身長も伸び、さすがに露出オナニーで補導をされる可能性もあった。
相変わらずの生活だったが、大きな違いは携帯電話を持ったことだ。私が高校に入学する時はJ-Phoneから初のカラー携帯が出て、学生にとっては携帯普及元年ともいえるような年だった。誰しもが携帯番号を交換したりメール交換をした。
元来根暗な私にとってはそれは最高のツールだった。女子とメールの中では普通に会話が出来るのだ。そしてついに高校で彼女ができた。
実は中学時代にも彼女はいたのだが、どうコミュニケーションを取っていいのかわからず、短期間で自然消滅していたのだった。
その彼女との出会いは運命だったのかもしれない。彼女ができても何も出来ない私。デートから彼氏としての振る舞いまで全て彼女のリードだった。
私の時代はリア充の初体験はだいたい高校1年だったこともあり、セックスをしたいと言ってきたのも彼女だった。
セックスをすると決まった日からは大変だった。薬局でコンドームを買い、着ける練習をして何度も妄想で彼女を抱いた。高校の間にセックスを体験出来るなんて思っていなかった私は有頂天になっていた。
当日、場所は彼女の家だ。家族は留守。カーテンを閉め、鍵をかけて服を脱いだ。
初めて触れる彼女の、通常であれば服を纏っている部分。めまいがするほどきれいな肌だった。後ろから座った彼女を抱きかかえキスをした。
勃起した先端が彼女の尾てい骨あたりに触れる。
Bカップの胸。形のいい乳首に触れた。そして夢にまで見た股間に手をのばす私。指先についた愛液に人体の神秘を感じる。
しかし興奮はここまでだった。引っ込み思案な私は、すべてを彼女に任せていたのだが彼女も処女。次の展開がわからない。
触り続けた股間は乾き始め、気まずさを誤魔化すキスはだんだんと気持ちの悪いものになっていく。
「乳首なめていい?」「まんこ観たいんだけど?」「まんこ舐めていい?」全ての返事はノーだった。
「いちいち聞かないで。まんこ見られるのはぜったいに嫌。」そしてついにしぼむ私の性器。
あんなに夢見たセックス中にしぼむなんて。暗がりの中に大好きな彼女の裸があるのにすーっと覚める興奮。その日、彼女の中に入ることはできなかった。
その後、初挿入が実現するまで二ヶ月を要することになった。あまりの不甲斐なさに呆れた彼女だったが、処女を捨てるという価値観が彼女を動かしていたんだと思う。その後何度も失敗をして、初めての挿入が完了した日はエロい気分なんてなかった。もたもたしてるから勃起も濡れも継続しないんだとの分析の元、キスをしたら胸、胸が終わったらマンコを舐める。十分に濡れたらすぐにコンドームを装着。痛がっても構わず突く。一連の動作を無言でこなしてやっとのことで挿入。
ただ、挿入した瞬間には世界が変わった。痛がって涙を流しながらも満足した表情を浮かべる彼女。
膣内に入ったことで全体を包まれしぼむ心配のなくなった私の性器。
「お願い、まだ動かないで。」
「うん。」
「やっと繋がれたね。」
「うん。」
二人で少し笑いながら、心を込めたキス。挿入したままの乳首への愛撫。カエルの姿勢になった愛しい彼女。
(エロ本でみた光景だ。)
その後のピストンはあっけなかった。1分も持たずに射精をする私。
「あなたって早漏なのね。」
事後処理の間に呪いのような一言を無邪気に発する彼女だった。そして明かされる彼女の友人への会話。
「セックスの失敗のこと、全部あなたのせいにしちゃった。ベッドに入っても勃たなかったとか、胸もマンコも触ってくれなかったとか」
それはただの笑い話しになった。女子の間で馬鹿にされとしても、僕はもう童貞じゃないのだから!
無事初体験を終えたぼくは彼女の奴隷のようになっていった。彼女をイカせる為に何度も講習が開かれた。
胸への愛撫のしかた、耳も性感帯であること、クリトリスの触りかた、クンニのスピード、全ては彼女を満足させる為。
友人に自慢する為に行う、高校のトイレでのセックス、出身小学校の敷地内でのセックス。
怒るとヒステリーを起こす彼女の機嫌を取ることが優先事項だったが、私自身も性欲を満たすことが出来ていた。
全てが初体験なのだから。
なにより制服を着たまま行為をしてくれる彼女が好きだった。
黒髪の肩までの伸びるストレートヘア、紺のブレザーにツルツルとしたブラウス、フリルの大きなスカートから出る太もも、ルーズソックスにローファ。
四つん這いになればスカートからパンティが丸見えになる。形の良い乳首に、ふわふわとした陰毛。薄茶色い陰唇。
エロ本でみる女子高生が、自分の目の前でリアルとして存在している。それは気弱な僕に取って最高の肯定感を与えてくれた。
きっとあの当時、彼女にとって交際とセックスはステータスでしかなかった。
好き同士でもあって、結婚の約束もしていたが、彼女はセックスに男女としての切ない繋がりを見出すようなことはなかったのではないだろうか。
それは僕としても同じだったのかもしれない。
どんなにセックスをしても切ないセックスではなかった。喘ぎ声は出ても彼女はいつも笑顔だった。
そして二人の関係が少しづつ狂い始める。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つづく。
8 years ago